カスタム指示とは?
ChatGPT(ChatGPT Plus)の設定機能で、「あなた(ユーザー)について」と「ChatGPTへの指示」の2つを事前に入力しておける機能です。設定後はすべての新しい会話でこの情報が自動的に適用されます。無料版でも一部利用可能です。
カスタム指示の設定手順
ChatGPTの画面右上のアイコン→「設定」→「パーソナライゼーション」→「カスタム指示」をクリック。
ここには自分のブログ情報を入力します。ChatGPTが「どんな人のために書くか」を理解することで、より適切な文章を生成します。
ここにChatGPTの動作ルールを入力します。常に適用したい条件・文体・禁止事項を記述します。
ブログ執筆向けカスタム指示の設定例
私はAIブログを運営している個人ブロガーです。テーマは「AIツールを使ったブログ副業」で、ターゲット読者は「副業でブログを始めたい20〜40代の会社員・主婦」です。記事の目的はGoogleアドセンスとアフィリエイトによる収益化です。
あなたはSEOに精通したブログライターとして動作してください。以下のルールを常に守ってください。①文体:ですます調・親しみやすい口語②一文は60文字以内③専門用語には必ず説明を加える④具体例・数字を必ず含める⑤「〜でしょう」「〜かもしれません」などの曖昧表現は使わない⑥キーワードは記事の前半に自然に含める⑦見出しH2・H3を使った構造化された文章を生成する
カスタム指示を使うメリット
- 毎回同じプロンプトを入力する手間が省ける
- ブログのトーン・文体が統一されて読者に親しまれやすくなる
- 指示を忘れてもChatGPTが自動で守ってくれる
カスタム指示が「効かない」ときの対処法
設定したのに文体が守られない・ルールを無視される場合、原因はだいたい次の3つです。
- 指示を詰め込みすぎている — ルールが20個も30個もあると、AIは優先順位をつけられず一部を落とします。本当に守ってほしいルールを7個前後に絞ってください。
- 指示同士が矛盾している — 「簡潔に書いて」と「具体例をたくさん入れて」のような綱引きが起きると、出力が不安定になります。矛盾しそうな場合は「優先するのは〇〇」と序列を書きます。
- 会話が長くなって薄まっている — 長い会話の後半では設定の効きが弱まることがあります。重要な記事を書くときは新しい会話を開き、冒頭で「カスタム指示のルールを厳守して」と一言添えるのが確実です。
ジャンルごとに指示を切り替えるコツ
カスタム指示は1セットしか設定できないため、「レビュー記事のときだけ文体を変えたい」といった切り替えはできません。実用的な運用は次の2階建てです。
- カスタム指示には、全記事共通の土台(ブログ情報・読者像・基本文体)だけを書く
- 記事タイプ別の追加ルールは、メモ帳にテンプレートとして保存しておき、会話の最初に貼り付ける(例:「今回はレビュー記事。一人称の体験談を中心に、星評価と根拠をセットで」)
この2階建てにすると、土台の一貫性を保ちながら記事タイプごとの書き分けができます。記事タイプ別のプロンプト例は「ChatGPTプロンプト完全ガイド」に60種類まとめています。
よくある質問
Q. 無料版のChatGPTでも設定できますか?
できます。カスタム指示は無料プランでも利用可能です(一部の高度なパーソナライズ機能は有料限定の場合があります)。まず無料版で設定して効果を体感してから、Plus加入を検討すれば十分です。
Q. Claudeで同じことをするには?
Claudeでは「プロジェクト」機能にカスタム指示に相当する説明文を設定できます(無料版では会話の最初にルールを貼り付ける方法でも同じ効果が得られます)。ChatGPTと併用する場合は、同じ指示文を両方に使い回せばトーンを揃えられます。
Q. 設定を変えたのに前の文体のままです。
カスタム指示が適用されるのは「新しい会話」からです。設定変更前から続いている会話には反映されないので、新規チャットを開いて試してください。
※ 無料プランあり
※ 無料プランあり
📌 まとめ
- ✅ カスタム指示はブログ情報+執筆ルールを入力する
- ✅ 設定後はすべての会話でブログ向けAIとして動作する
- ✅ 文体・専門用語の扱い・構成ルールを細かく指定するほど精度が上がる
